先輩社員へのインタビュー

Q1. 入社前はどのような仕事をされていましたか?

ドイツ資本のインターネット企業でクローンビジネスに関わっていました。具体的に言うといまでは良く使わる民泊仲介サイトのマーケティングを担当していました。東日本大震災の後でインバウンド需要の呼び込みを政府が積極的に進めていた時期でしたのでやりがいを感じ仕事をしていました。軌道に乗ってきたところクローンビジネスで開発したサイトが民泊仲介サイトの大手に売却されたことをきっかけに転職しました。

住吉社員

Q2.釣八に入社したきっかけは何ですか?

そのあと長崎県壱岐の母の実家が漁業を営んでいたこともあってそこから派生するビジネスとして出汁製品を作れないかと考えました。福岡では茅乃舎(久原本家)が話題になっていました。漁港で未利用魚の活用もテーマになっていました。ビジネスとして立ち上げることはできませんでしたが、これが自分の仕事として水産業との接点になりました。この時期の人との出会いが釣八入社に繋がる人脈となりましたが、その頃はアメリカに行って水産関係の仕事に関われる話があり、それを目標にスキルを磨くため鮮魚系居酒屋でも働きました。残念ながらアメリカ行きの話はなくなってしまったのですが、出汁ビジネスのモデルを考えた時に原料の安定調達の重要性を実感したこともあって水産品流通の川上に位置する釣八を紹介され入社してみようと思いました。

Q3. 釣八の第一印象はどんなことですか?
営業として第一線で活躍されるようになって印象は変わってきましたか?

鮮魚系居酒屋チェーンで働いていた時期もあったので、定時に退社できる会社員生活は終業後一日が長く感じました。しかしながら仕事へのプレッシャーは比べものにならないくらいで、釣八の仕事のやり方の特色でもあると思うのですが、先輩がそれぞれ営業のプロで大きな裁量をもって仕事に取組まれているので、それと比べると自分は至らないところが多くて担うべき責任の重さを強く感じていたのだと思います。至らないところを自覚しながら考え込んでいるとアフターファイブのコミュニケーションも次第に多くなり組織に馴染んでいくことができました。自分の感じ方としてなのですがその頃から会社の雰囲気が自分に対して角がとれたというか柔らかくなってきたように思います。最初のうちは営業として取引先に毎日何件電話をしなくてはいけないとノルマのように感じていたことが、もっとやり方を工夫しながら結果が上がる方法を考えることが大事だと気付きました。釣八の良いところだと思うのですが、後輩に対する先輩の面倒見が非常に良い。お節介なほどに後輩にアドバイスしてくれますし一緒に考えてくれます。オープンマインドでナレッジシェアが進んでいるところは釣八の強みですね。

Q4. これまでの仕事で印象に残っていることは何かありますか?

入社して3年目、自分としてはじめて大型外食チェーンへのイカの納入が成功し、充実感を持って取り組んでいたときに、食品表示の間違いが見つかり取引先で大問題になってしまいました。上司とともに先方の役員はじめ幹部が揃われた緊張感漂う会議室で事情説明とお詫びを申し上げました。お客様にとって品質維持や表示の適正性の重要さを改めて身を持って体験しましたし、上司がともにお客様に対して真剣に動いてくれたことに感謝しています。

Q5. 釣八の魅力は何ですか?

仕事が一人前にできるようになった時に取り組める仕事の自由度が広いこと、自らが積極的にさまざまな経験値を積んでいけることでしょうか。成長を実感できるチャレンジができます。

Q6. 現在の業務のやりがいは何ですか?チャレンジしたい夢や目標はどんなことですか?

これまではスケールの大きな案件を決めた時に達成感を感じていましたが、最近では部下が大きな商売を決めた時や商談に同席して立派に取引先とやり取りしている姿を見て嬉しさを感じます。釣八では一人一人の営業が調達から販売まですべてを担いますので、入社してから一人前になるまではそれ相応のキャリアを積んでいかなくてはなりません。自分も同じような経験を積み一人前に育ってきたので、同じ道を踏襲して育って欲しいとの思いがあります。だから釣八の先輩達はお節介なほど後輩の面倒を見るといわれるのかもしれませんね。水産は本人の前向きな気持ちがあれば達成感を感じ仕事を楽しめる業界だと思います。釣八も現場主義が徹底しているので買付商材の産地が海外であっても「一度見てきなさい」とか「行って会って商談してきなさい」と経験が浅いうちでも仕事に取り組めるチャンスをくれます。これからの目標ですが、今は毎年100コンテナ取扱うことを一つの目標にしています。これを1,000コンテナ扱えるようになりたい。もちろん今の延長で自分一人が取り扱える量ではないですが、チームで目標にするかもしれませんし今も取り組み始めているのですがイカ中心の取扱商材をもっと広げることが必要かもしれません。スケールとして1,000コンテナ扱うビジネスにチャレンジしたいと考えています。それと人財育成ですね。自分が経験してきた調達から販売まですべてを習得する人財育成プロセスを若い人たちにも経験してもらい、釣八の特色ある営業のプロ達を育てていきたいですね。