先輩社員へのインタビュー

Q1. 纐纈さんは中国のご出身と聞きました

母が上海出身の中国人で父が日本人です。日本で生まれましたが両親の仕事の関係で、福建省の泉州で小学校卒業まで過ごしました。その後中学校から高校・大学と日本で過ごしています。

Q2.どのような学生生活でしたか? 学生時代にはどのようなことに力を注ぎました?

高校ではラグビー、やっぱり怪我が多かったですね。大学に入ってから旅行や文化祭を企画するサークル活動をしました。それと帰国子女や日本に移り住まれた外国人の子供の日本語学習を支援するボランティア活動を4年間やりました。自分も中国で幼少期に中国語の環境で育ち、日本に来た時には日本語に大変苦労し、その時にボランティアの方々にたいへんお世話になりました。いまでも言葉は中国語の方が得意で、日本語の尊敬語や謙譲語の使い方は本当に難しくそうした経験もあるのでボランティア活動に一生懸命取り組みました。

Q3. 就職活動でどのような会社を希望されましたか?

得意な中国語を生かせる会社が良いなと考えていました。海外との貿易関係の仕事に携わりたいと思い就職活動しました。

Q4. 釣八に就職してみようと決めたポイントは何ですか?

ポイントは3つあります。1つ目は貿易、2つ目は魚、魚を食べることが好きだから、3つ目は会社の雰囲気です。東京本社にも行きましたし、銚子支店にも2回3回とお邪魔して和気あいあいとした自由闊達な雰囲気を感じました。初任地には銚子支店を希望しました。

Q5. どのような仕事を担当されていますか?

魚市場で水揚げがある時期は市場に直行して魚の状態の検品と数量調査、お取引先の工場を回ってお話を聞き加工された魚の状態を確かめたりもします。得られた情報はデータ化して支店の先輩社員と共有し営業活動に生かしています。入社して3ヵ月が経過した7月からは40社弱のお取引先を担当しそれぞれに週に何回か電話で営業活動しています。15時以降は受注した商品を冷蔵庫に出庫依頼し配送の手配をしています。最近はお取引先が必要とする商品や時期が把握できるようになってきました。お取引先がどのようなユーザー様に納入しているかも概ね掴めるようになってきました。

Q6. 入社後に感じた釣八の魅力は何かありますか?

一番魅力的なのは検品後の魚やサンプル品を持って帰って食べられること。本当に食費がかかりません(笑)。でもこれは商品を自ら調理して食べることによって、商品の特徴や魅力を感じるたりすることに繋がっていて仕事を覚えてゆくために大事なことと感じています。自社商品だけでなく競合他社の商品も意識して買い求めて比較をしたりしています。コンビニのお弁当やお総菜の新商品が発売される際には意識して試しています。

Q7. これまでで印象に残っていること何ですか?

商売が初めて成功したとき。電話営業で銚子支店が製品開発した「イカ天ぷら」が成約できました。それと5月に10日ほどお取引先の工場で研修をさせてもらいました。いろいろな工場を見ることで食品の生産現場での衛生管理の重要性などを痛感しました。

Q8. 今後どのようなキャリアやどのような仕事にチャレンジして行きたいですか?

釣八が得意にしている中国での製品加工に携わりたいと思います。貿易関係の仕事をしたいと考え釣八に入社しましたし、自分の語学力や中国での経験を生かすことで、ほかの社員ではできないことを自分ができれば会社に貢献できると考えます。また自分の手で釣八の商品を中国国内の市場に販売できるようになることが夢です。

纐纈社員